スズキ エブリィバンDA17V 平成27年式 エアコン効かない 本日の整備車両はエアコンが効かないスズキ エブリイです。年々エアコンの効きが悪くなってきたとのことです。早速点検していきます。エアコンのガス量、圧力をエアコンマシーンでチェックしていきます。ガス量が230グラム、規定値340グラムより110グラム減っていました。 エアコンガスを補充して圧力を点検しました。問題なく圧力があり、エアコンが効くようになりました。こちらの車両は20万キロ走行していて納車以来エアコン回りを点検、整備をしていませんので自然に減少したと考えられます。家のエアコンは通常ガスは漏れることはありませんが車のエアコンはひじょーーに過酷な環境で振動、熱、複雑な配管により僅かですがエアコンホース接続部などからガスが漏れてしまいます。エアコン真空引きで漏れが無いことを確認できましたので10年で110グラム漏れたと推測できました。漏れ点検、エアコンガスを補充して冷えてることを確認して作業完了しました。 エアコンガス補充は充てん量で変動しますが6千円~1万1千円で承っております。 黒ナンバー代車の相談も承っておりますのでお困りの際,ぜひリペアまでお願いします。
ダイハツ ハイゼットカーゴ S321V 平成26年 走行不能 オーバーヒート 本日の整備車両は走行不能によりレッカー入庫頂いたハイゼットカーゴです。水温、バッテリー警告灯が点灯しているにもかかわらず走行してしまったとのことです。早速点検していきます。電圧を測定するとクランキングに十分な電圧がありませんでした。エンジン回りをチェックするとW/P(ウオーターポンプ)ベルトが切れていました。W/Pベルトはウオーターポンプ、オルタネーター(発電機)を駆動しているベルトなのでベルトが切れていると発電されなくバッテリー上がりを起こしてしまいます。またW/Pも駆動されず冷却水が循環されなくなり、オーバーヒートを起こします。今回はW/Pポンプがロックしたことによりベルトが切れて、オーバーヒートバッテリー上がりしていました。オーバーヒートでの二次故障では水温上昇で冷却通路の圧力があがりラジエーターがパンクして冷却水が漏れだしていました。こちらの車両の走行距離は18万5千キロ走行していて偶発故障が起こしやすいです。しっかりと点検修理をしていきます。まずラジエーターを交換していきます。フロント周りをばらしての整備です。 ラジエーターそっくり交換します。また平成26年式のS321Vのラジエーターファンモーターは故障しやすく走行距離を考えると交換が望ましく同時交換します。ラジエーターを取り外す際、エアコンのコンデンサーも外しますのでエアコンガスも入れ替えます。 ラジエーターを外すのに色々外さないといけません。 ラジエーターがパンクして冷却水が漏れています。 次にウォーターポンプ、同時交換部品のサーモスタットを交換します。エンジン回りを責めていきます。 ウォーターポンプを外すとベアリングが固着していました。これではポンプが回転しなくベルトが切れてしまいますね。 赤い水がウォーターポンプハウジング、手前がオルタネーター ウォーターポンプとサーモスタット ハウジングを清掃後状態を確認。逆の手順でポンプを取り付けました。 冷却水のエア抜き作業を行い、冷間時水を補充して試運転。 冷却水が減っていないことを確認して作業完了です。警告灯点灯後も走行すると被害が拡大してしまいます。配達の関係上すぐに停車するのは難しい判断ですが被害拡大防止のため、すぐにリペアまでご相談ください。黒ナンバー台車のご相談も承っております。今回の整備費用はウォーターポンプ補器ベルト3本冷却水ラジエーターラジエーターキャップラジエーターファンモーターエアコンガスエアコンガス添加剤交換して約15万円でした。同時交換をすると工賃を抑えられますのでお客様とご説明して交換部品追加を提案しました。整備のご相談、ぜひリペアまでお願いいたします。
日産 クリッパー NV100 DR17V エアコン効かない マグネットクラッチ不良 本日の整備車両は令和2年式の日産クリッパーです。エアコンが効かなくなったとのご依頼です。暑い時期になってきてからエアコン修理のご依頼が連日続いております。早速点検していきます。 なぜフリーになっているか点検していきます。エアコンコンプレッサーまで通電されていたためマグネットクラッチ内部で断線していると考えられます。断線しているとマグネットクラッチは動作しません。断線によってエアコンが効かなくなっていました。マグネットクラッチのみの交換ができる車両もありますがこちらの車両は20万キロと過走行でしたのでコンプレッサーも消耗しております。走行距離が伸びていくと車種問わずエアコンコンプレッサーの故障リスクはあがっていきます。工賃、エアコンガスの費用を考えるとコンプレッサーごとの交換をリペアではおすすめしています。お客様と相談のうえリビルトのエアコンコンプレッサーを交換することになりました。 慣れている作業なのでテキパキとコンプレッサーを交換をしていきます。交換後エアコン内のクリーニング、エアコンガス充てんして作業を完了しました。 エアコンが効いて冷えていることを確認してお客様に返車いたしました。本日の整備費用はリビルト エアコンコンプレッサーエアコンガスエアコンガス添加剤 (ワコーズ)約7万5千円でした。エアコンが効かない、効きが悪くなったと感じられましたらお気軽にお問い合わせください。黒ナンバー台車の相談も承っております。
スズキ エブリィ DA17V エアコンコンプレッサー ロック エアコン効かない 本日の整備車両は走行中エンジンルームから異音後エアコンが効かなくなったとのことで入庫いただいたスズキ エブリイです。早速エンジンルームを点検していきます。エンジンルームを覗いてみるとエンジン補器ベルトが切れていました。 エアコンコンプレッサーがロックしてしまいベルトが切れたと考えられます。ベルトはエンジンが始動すると常に回転しています。エアコンコンプレッサーもエアコンのオン、オフ関わらず回転していますが、ロックしてしまうとベルトがコンプレッサーのプーリーからこけてしまい切れてしまいます。DA17Vのエアコンベルトはクランクプーリーとエアコンコンプレッサーのみベルトが引っかかっているためオルタネーターなど他の補器類には影響がなく幸いにも自走できました。ですがエアコンが効かなくなり車内は暑くなってしまいます。 経年劣化やエアコンオイルが減少するとコンプレッサーがロックしてしまうことがあります。コンプレッサー内部がロックすると金属粉が配管内に流れていき細い通路が詰まって二次故障の原因にもなりますので慎重に点検していきます。結果からコンプレッサー内部ではなくベルトが引っかかるプーリー軸のベアリングがロックしていました。こちらがロックするとプーリーが動かなくなります。エアコンオイルを確認すると金属粉はありませんでしたので今回はコンプレッサーとベルト交換のみの作業にします。リペアでは配管内のスラッジや水分を取り除く全自動カーエアコンマシーンがあります。念のためクリーニングも実施します。 コンプレッサーをサクッと交換して真空引き、配管内のクリーニングをしてエアコンガスを充てんしていきます。軽バンのガス量はシビアでグラム単位でしっかりと規定量入れます。 エアコンの効き具合を確認してお客様に返車いたしました。 今回の整備内容は エアコンコンプレッサー補器ベルト2本エアコンガスエアコンガス添加剤(ワコーズ PAC-P パワーエアコン プラス)で工賃込みで約8万円でした。 暑い時期となってきましたのでエアコンが効かなくなるのは危険です。またエアコンは除湿もしているので梅雨の湿度が高い日は車内が曇ってしまい非常に危険です。 エアコンの効き具合が悪い、窓が曇りやすいなどありましたらお気軽にリペヤまでご相談お願いします。黒ナンバー台車のご相談も承っております。
ダイハツ ハイゼットカーゴ S320V 運転席座面シート切れ シートカバー交換 本日の整備車両は、運転席座面のカバーが破れているハイゼットカーゴです。早速シートの状態を確認すると、表面が破けてクッションがむき出しになっていました。 このままではさらにカバーが切れて、クッション(スポンジ)がボロボロになってしまう可能性があります。運転席は乗り降りが多く、シートにダメージを与えやすいです。また、経年劣化によりカバーが固くなり、さらに破れやすくなっています。今回は座面カバーのみの交換作業を行います。座面のカバー交換は車内ではできず、座席を車から取り外す必要があります。座席を外した後、エンジンフード、カーペット、シートレールなどを分解していきます。乗用車に比べて外す部品の点数が多いですが、軽バン専門店のノウハウを駆使してテキパキと分解していきます。座面のみになった状態で、純正シートカバーを外します。純正シートカバーは金属性の太いクリップで取り付けられており、このクリップは固くて扱いにくいですが、ようやくカバーが外れました。 次に新品のカバーを取り付けていきます。シワなく張り替えるコツがあり、クッションもヘタっていてカバーの余りも出てしまいます。なるべくシワがないように注意しながら作業を進めます。無事にカバーの張り替えが完了しました。 軽バンの座面シートカバー切れは多いです。軽バンの乗り降りが多い用途だからと考えられます。 車種やグレード、クッションの交換の有無により値段は異なりますが、リペヤでは4~6万円で座面の張替作業を承っております。お気軽にお問い合わせください。 また、黒ナンバー台車の相談も承っております🚗💨