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ダイハツ ハイゼットS320V 触媒抜けマフラー交換

本日の整備車両は車検整備でご入庫いただいた
ハイゼット S320Vです。

車検項目の排気ガス検査をすると排気ガスの基準値を超えていました。
このままでは車検を通すことができませんので点検していきます。

排気ガスが基準値を超えるほどの排気ガスだと
エンジン不調も考えられますが、こちらは特に不調はありませんでした。
またチェックランプも点灯していませんでした。

排気ガステスターではCO、HCともに数値が上昇しており、
排気ガスを正常に浄化してない可能性があります。

浄化しないでそのまま排出されると
人体に有害なため浄化してから排出されるようになっています。
そのため燃焼された排出されたガスの酸素濃度を監視して
浄化しやすい排気ガスの状態に車はしようとしています。
車から人体に有害なガスがでないように考えられています。
かしこいですよね。

今回のように排気ガスが浄化されていないと
車がおかしいですよとチェックランプが点灯されますが
点灯していませんでした。レアなケースです。

触媒(排気ガスを浄化する装置)の前後にある
O2センサー(排気ガスを監視するセンサー)の電圧を見てみると
触媒の前後の電圧に変化が見られません。

これは触媒が機能していない可能性があります。

 

さっそく触媒が取り付けられているマフラーを外していきます。

触媒付近は熱が高くボルトが錆びて

固着や折れてしまいますので慎重に整備していきます。

無事取り外すことができました。

 

マフラーを覗いてみると
ハチの巣みたいな格子状になった触媒が見当たりません。

これでは排気ガスはそのまま排出されていたことになります。

こちらの車両は走行距離27万キロと走行していましたので
触媒の劣化は考えられましたが触媒が無いことは予想できませんでした。

 

触媒を交換していきます。

触媒単体では部品設定はなくサブマフラーと一体になっている部品と交換します。

交換後、排気ガス検査をすると無事基準値内に収まりました。

触媒交換

工賃込みで69000円でした。

触媒は高価な部品になりますので

ピンポイントで点検整備できるように努めました。

稼ぐ車両を第一に考え整備していきます。

お気軽に整備のご相談問い合わせください。

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